小笠原へ行く人必見!おがさわら丸の船内を徹底解剖。24時間の船旅を快適に過ごすための情報満載

小笠原

乗船中も仕事ができるか!? おがさわら丸船内で作業できる場所・Wi-Fi・電源コンセント事情

さて、次は気になる人も多いであろうWi-Fiや電源コンセント事情についてです。

おがさわら丸にはWi-Fi設備なし! 電波は東京湾を抜けるまで

東京・竹芝桟橋を出航してもしばらくは問題なく電波が入ってきます。私の場合は2時間半ほどは電波が届きました。東京湾を抜けるあたりから徐々に弱くなってきて、最終的には全く電波が入らなくなります。おがさわら丸にはWi-Fi設備はなく、ネット環境が完全に遮断された状態になります。

メールも含め日常的にインターネット環境にいることに慣れてしまうと、連絡手段が途絶えてしまうのは少し不安になりますよね。ですが、これはまたとない良い機会。インターネット社会から離れた時間を楽しみましょう。

電源コンセントは結構ある

インターネット環境はありませんが、おがさわら丸には電源コンセントはいたるところにあります。ミニサロン南島、展望ラウンジHaha-jima、各客室、廊下、更衣室の中など、探せばどこかしらは電源コンセントを利用できるはずです。2等和室だけは部屋の端に1ヶ所あるだけなので、同室の人と譲り合って使いましょう。

その他の細かい設備

おがさわら丸には他にも、下記のような設備が整っています。

・貴重品ロッカー(無料)
・冷蔵ロッカー(500円)
・ペットルーム
・喫煙室
・両替機
・公衆電話
・エレベーター(4~7階のみ)
・交通系電子マネー清算(Suica、PASMOなど)※船内でチャージはできません。

意外と重要!? おがさわら丸を快適に過ごすためのプチ情報

最後に、私が乗船して実際に体験して学んだことをご紹介します。24時間という長い船旅を、より快適に過ごすためのヒントにしてみてください。

船内は意外と寒い

季節にもよるかと思いますが、船内は意外と寒い場所が多かったです。2等和室にもエアコンがついていますが管理者制限がかけられており、勝手に設定を変えることはできません。ミニサロン南島や展望ラウンジHaha-jimaも、寒過ぎることはありませんが場所によっては冷たい空気に触れる場所もありました。心配な方は、暖かい羽織ものを持って行くことをおすすめします。
就寝時、付属の掛け布団だけでは寒い場合は毛布を200円で借りることができるので、必要に応じて利用してみてくださいね。

昼から宴会が始まる場所多数

出航直後からお酒を飲み始める人がわりといます。いたるところで楽しげな声があふれていて、一気ににぎやかになります。もしも乗船中に作業や仕事をしようというつもりでしたら、静かな場所を探すのは難しいと思っていた方がいいです。どうしても静かな環境を希望するなら、個室を予約することをおすすめします。

わりと揺れる! 酔い止めを準備しよう

東京湾を抜けて外洋に出ると、おがさわら丸も結構揺れることがあります。もちろん海況によりますが、敏感な方は酔い止めを飲むことを忘れないでください。せっかくの旅が船酔いで最悪のスタートになっては残念です。

船酔いは「船酔いしたらどうしよう…」という精神的な部分もかなり影響しますので、少しでも心配な方は酔い止めを飲んでください。ちなみに、おがさわら丸船内では購入することができませんのでご注意を。

必要なものを準備して素敵な船旅を

おがさわら丸船内設備と、私が実際に乗船して体験したことをもとに、快適な船旅のヒントにしてほしいことをご紹介しました。現在就航しているおがさわら丸は、2016年に完成した比較的新しい船です。私はこれまで橘丸やさるびあ丸など、他の伊豆諸島に行く船に何度も乗船していますが、おがさわら丸が圧倒的に一番きれいで快適です。だから船旅に慣れていない方も安心してください。想像以上の快適さに驚くと思います。

丸1日船に乗らないと行けない場所は、日本では小笠原だけ。おがさわら丸に乗船した瞬間から旅は始まっています。快適な船旅で、日本一の楽園へ。行ってらっしゃい!

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