[小笠原日記]父島返還祭(56周年)

小笠原日記

父島返還祭が開催されました!

2024年6月22日、小笠原諸島・父島にて「父島返還祭」が開催されました!
今年は56周年。56年前までは、小笠原はアメリカの政権下にあったんですよね。

ステージでは島の子どもたちのダンスやフラなどのパフォーマンスの発表には癒されまくり。ダンスチームもいくつもあって、この島はダンスが盛んなんだなあと思いました。

保育園児のかわいらしいダンスでステージ幕開け

スティールパン演奏、和太鼓演奏、スイングブローというジャズ演奏など、音楽系のパフォーマンスもたくさんありました。スティールパンとは、すり鉢状に加工されたドラム缶を使って音を奏でる楽器です。カリブ海のトリニダード・トバゴ共和国という国発祥の楽器で、父島返還30周年の時に披露され、それから島内でもクラブができたりして演奏されるようになったそうです。

私は小笠原に来て初めてスティールパンという楽器の存在を知りました。ポロンッポロンッ♪と南国らしい素敵な音色ですよ!

Bonin Steel Orchestraによるスティールパン演奏
swing blowによるジャズ演奏
小笠原の踊り「南洋踊り」も!by 南洋踊り保存会&KAKAクラブ

出店もたくさんありました!私は、小笠原商工会女性部が販売していた「発酵塩レモン入りお稲荷さん(¥300)」と、パッションジュースをいただきました。

そのほかでは、マグロの血合の唐揚げや島寿司、みたらし団子、ピタサンド、お餅などいろんな出店が出ていました。

さっぱりとしたお稲荷さんでおいしかったです

この日の便は、年に一度の八丈島寄港便。小笠原と八丈島は歴史的にも深いつながりを持つため、両島の親睦を深めることを目的としておがさわら丸が東京・竹芝桟橋を出港後、八丈島に寄ってから小笠原に入港するという航路の船でした。八丈島からは100人を超える乗客が乗ったそうです!

八丈島の町長もやってきており、八丈太鼓の披露もありました。

返還祭の最後の演目は、松永希&ロケット・マツによる小笠原古謡ライブ!フラのチームとコラボして盛大な幕閉じでした。17:00〜21:30までと、トイレに行く暇もないくらい盛りだくさん&大盛り上がりでした。

小笠原はもともといろいろなイベントがありますが、コロナで中止→そのままなくなってしまったお祭りも(涙)初めての返還祭でしたが、島の人たちが一堂に会し、知っている人や子どもたちがステージで輝く姿を観れるのは楽しいですね。

羽アリも出ず、風が吹くと気持ちいい、満月の下の楽しい一夜でした!

小笠原古謡、南洋踊り、フラ、松永希さんオリジナルソングと盛りだくさんでした
この日は満月
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