[小笠原日記]最近”レイ”の販売をよく見るようになりました

小笠原日記

小笠原には、島を去る人に島の草花で作った首飾り”レイ”を渡す文化があります。レイをもらった人は船の上からレイを投げ、そのレイが波に乗って島にたどり着けば、またその人は島に戻ってこられるというのです。

「首飾り」といいましたが、頭につけたり手首につけるようなものもあります。

通常は、島民ががんばって願いを込めて作るのですが、最近はレイの販売をよく見るようになりました。レイをあげたい人がいるけど、作るのが苦手な島民にとってはありがたいものかもしれませんね。また、自分のお土産として購入していく観光客の方もいるようです。

出港日の午前中には街中のスペースで実演販売をしている方々がいらっしゃいました。小笠原アイランズ農協/直売所の野菜コーナーにも置いてあるのを見たことがあります。

ちなみに1本1,000円です(お土産として購入してもすぐ投げるものなのだけど・・・笑)

島の花がついていてかわいいですが、高いと思うか安いと思うかは、人それぞれでしょうね。